四万温泉(しまおんせん )
群馬県吾妻郡中之条町
四万温泉は群馬県の北西部・新潟県境にあたる中之条町にある、
四万川の渓流に沿った山あいの静かな温泉地です。
四万温泉の魅力は、なんといってもその素朴さ。
温泉とその廻りにある自然の風景を楽しむことだけに集中できるかなり貴重な温泉地です。
関東近郊である群馬県に四万温泉のようなすばらしい場所があります。
四万温泉開湯の伝説は2つ存在するが、
いずれにしても800〜900年代に発見されているようで、
四万温泉はかなり古くから知られている温泉だ。
四万温泉地としては、1563年にはじめて湯宿が出来て、徐々に温泉街が形成されていった。
戦前までは四万の病を治す温泉といわれ、湯治場として栄えた。
近隣の他の温泉地と同様に高村光太郎、太宰治、斎藤茂吉、井伏鱒二など多くの文人に愛され、
今でも静かな街並みを残している。
1954年四万温泉は、酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉とともに国民保養温泉地第一号に指定された。
それでも四万温泉の知名度はいがいに低く、派手な観光地ではありません。
この知名度の低さがこの素朴な四万温泉の雰囲気が保つ要因のひとつとなっています。
温泉商売的でないのも四万温泉の魅力で街を歩けば、温泉街の方々のちょっとした心遣いに心温まることも。
都会での生活に疲れたら四万温泉に行きましょう!
4ヶ所の無料共同浴場と3ヶ所の飲泉所、1ヶ所の足湯をまわる外湯めぐりが楽しみ。
●
泉質:ナトリウム・カルシウム、塩化物、硫酸塩泉
●
泉温:45〜80度
●
効能:胃腸病、神経痛、リウマチ、筋肉痛、関節痛、
五十肩、皮膚病、切り傷、慢性便秘症、慢性皮膚病、慢性婦人病など。
飲用の効能としては、胃腸病、消化器病、便秘、糖尿病等に効果があるといわれています。
最寄の駅がないためJR「吾妻線中之条駅」からバスの利用または、直行バスの利用、自動車等でのアクセスとなる。都心から約2時間強。
●
電車&バス:JR「吾妻線中之条駅」からバスで40分。
●
直行バス:東京駅より直通バス(四万温泉号)
●
自動車:
・関越自動車道渋川伊香保ICより国道17号・国道353号を経由して約60分。
・長野方面から、上信越道・上田菅平ICより国道144,145,353号経由。
・栃木方面から、国道50号,17号,353号経由や奥日光から金精峠(冬季閉鎖)、国道145号−国道353号経由というルートもあり。
●
四万温泉マップ無料ダウンロードとライブカメラ
・
四万温泉街エリアマップ(168KB) ・
四万温泉ライブカメラ
※マップを見るにはAdobe Readerが必要です。
ここから無料ダウンロードできます。
(Adobe ReaderはAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です)
大きい地図を見る

四万温泉の温泉街は四万川に沿って4つの地区に分かれています。
それぞれ日向見、新湯、山口、温泉口地区と呼ばれ、日向見地区が四万温泉の発祥の地です。
日向見温泉(ひなたみおんせん)と呼ばれる場合もある。
四万温泉にはこれといって大きな観光地もない。温泉地には派手で賑やかな歓楽街もない。
また、四万温泉に無いものとして、信号機、一方通行、交通渋滞、有料駐車場、
24時間営業の店、コンビニ、ファミレス、歩道橋、田んぼ等が四万温泉に無いという噂もあるので、
四万温泉に訪問の際はチェックするのも面白い。
各温泉街には無料で入浴可能な共同浴場が合計4軒あります。
河原の湯、御夢想の湯、上の湯、山口露天風呂。また、3ヶ所の飲泉所、1ヶ所の足湯があります。
温泉旅館の中では、重要文化財にも指定されている旅館積善館の浴場「元禄の湯」が有名。
温泉街の名物の食べ物として、温泉街の電器屋で作られる「白石商店」の温泉納豆がある。
四万の源泉を利用した温泉納豆は豆本来の旨味があり、味が濃いのが特徴です。
「白石商店」TEL:0279-64-2411 営業期間:9時〜18時(木曜休み)
群馬県吾妻郡中之条町四万4237
四万温泉は自然豊かな地でもあり、見所も多くあります。
※場所は
四万温泉エリアマップもご覧下さい

■
落合通り
四万温泉で最も賑やかな温泉街。レトロな雰囲気漂う個性的な飲食店や遊技場が並ぶ楽しげな町並みです。
四万温泉「新湯地域」内。
■
桐の木平温泉街
四万温泉のほぼ中央に位置する温泉街です。
桐の木平温泉街地元の名産品や手造りの和菓子などを扱ったお土産や食堂などが並んでいます。

■
日向見薬師堂
四万温泉発祥の地と言われる日向見地区に建つ薬師堂です。
日向見薬師堂三間四方の全国でも珍しい茅葺き屋根に唐風様式の建築で、
室町時代の末期の建築様式を色濃く残す重厚な雰囲気の建物です。
■
積善館本館
積善館は、元禄7年創業の老舗旅館。国の登録文化財にもなっている「元禄の湯」が名物で、
鹿鳴館風のアーチ型窓から差し込む光を浴びながら、5つの湯船と2つの蒸し風呂が楽しむことができます。

■
明治湯飲泉所(無料飲泉所)
四万温泉協会の入り口のすぐ脇にある。
■
塩の湯飲泉所(無料飲泉所)
塩の湯飲泉所は桐の木平にある飲泉所です。少し塩気があり、胃腸症に効くと言われています。
■
ゆずりは飲泉所(無料飲泉所)
四万温泉にある飲泉所の一つでゆずりは地区の国道353号沿いのテニスコート脇にある。

■
御夢想の湯(無料共同浴場)
御夢想の湯(ごむそうのゆ)は、四万温泉の最奧にある日向見(ひなたみ)温泉にある、
四万温泉発祥の湯と言われる共同浴場です。営業時間が9時〜15時まで。
すぐ隣には重要文化財である「日向見薬師堂」があります。
■
河原の湯(無料共同浴場)
河原の湯は、四万グランドホテルの目の前に建つ無料の共同浴場。
4人が入ればいっぱいといった大きさなのです。営業時間が9時〜15時まで。
■
山口露天風呂(無料共同浴場)
四万温泉には4カ所の無料で入れる共同浴場の一つ。山口温泉地区内にある。
山口露天風呂はそのうち唯一の露天風呂、混浴の温泉です。9時〜21時まで。
■
上の湯(無料共同浴場)
四万温泉の最も入口側にある無料の共同浴場で、「山口バス停」のすぐ近くにあります。9時〜15時まで。

■
こしきの湯
奥四万湖の畔、四万川ダムのすぐ近くにある町営の日帰り温泉施設です。
こしきの湯には露天風呂はありませんが、浴室の窓から美しい山々を背景にした奥四万湖を眺めることが可能。利用料は、400円。
■
清流の湯
四万川のほとりにある日帰り温泉施設です。四万川の清流沿いにあり、四季折々の景観とともに温泉を楽しむことができる日帰り温泉。
入場料:2時間500円、1日1500円、営業:10時〜21時(11月〜3月は20時)
■
焼きまんじゅう島村
桐の木平温泉街にある、上州名物「焼きまんじゅう」のお店。
〒377-0601群馬県吾妻郡中之条町大字四万4237-23
TEL:0279-64-2735 営業時間:10時〜16時
■
手打ちそば小松屋
1865年(江戸時代末期)創業の150年近い歴史をもつ老舗のそば店で、手打そばと自家製豆腐が看板メニューの店。
群馬県中之条町四万4224-2
TEL:0279-64-2609 営業時間:11時30分〜14時30分(不定休)
■
もみじやの炭酸まんじゅう
「元禄の湯」で有名な積善館本館の向かい側に、「もみじや」というおみやげ店があります。四万温泉「新湯地域」内。
■
香茶房「おきなや」
山口地区の温泉街を歩いていると、店頭に足湯のあるおしゃれな喫茶店。温泉あげまんがお勧め。
群馬県吾妻郡中之条町四万3982

■
摩耶の滝
摩耶姫伝説のある男性的な滝。四万温泉の最奥「日向見地区」からさらに山道を進んでいった一番奥にある滝です。
四万温泉にある主な滝の中では、最も落差が大きい焼く20mを流れ落ちるとっても力強い滝。

■
桃太郎の滝
四万温泉の温泉街入口「温泉口地区」付近にある滝です。
「ゆけむり歩道」という遊歩道が四万温泉街まで続いていて滝のすぐそばまで近づくことが可能。

■
小泉の滝
幾筋もの白い流れのある女性的な滝。四万川と日向見川の合流点にあり日向見川が落差6m程の小泉の滝となって四万川に注ぐ。

■
小倉の滝
遊歩道を進んだ奥地にある。小倉の滝へは、四万温泉西側にある「四万スポーツ林駐車場」に車を置いて、小倉の滝遊歩道を歩いていきます。

■
四万湖
中之条から四万温泉に向かう途中の国道356号沿いにある四万川をせき止めた周囲約5kmの人造湖で、
営中之条発電所の貯水池(中之条ダム)です。秋の紅葉時には多くの観光客が訪れます。

■
奥四万ダム
不思議な青色の水をしたダム。光の加減や時間帯によって湖水の色が変化します。
神秘的なエメラルドグリーンの湖面と紅葉の美しさは定評があります。

■
甌穴(おうけつ)
何万年という時の流れが作り出した自然摂理の結晶。
甌穴とは、川の渦巻き状の流れにより、石や砂が同じところを回り、川底の岩盤と接触して侵食されてできた丸い穴です。
数万年もの長い年月を経て、自然が作り出した芸術ともいえます。