有馬温泉(ありまおんせん )
〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町
有馬温泉の歴史は古く、昔から皇族・貴族・文化人らに愛されてきた。泉源を最初に発見したのは神代の昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神であったと記されている。その後僧、行基が「温泉寺」を建立し鎌倉時代に僧、仁西が薬師如来の12神将をかたどった12の宿坊を開いて以来湯治場として栄えた。その名残か今も坊とつく宿が多い。
戦国時代に豊臣秀吉が再三訪れたことで全国にその名が知れわたった。日本三名湯のひとつで昔ながらの温泉情緒深い。日本最古泉とも言われる。現在は2ヶ所の共同浴場と7ヵ所の泉源めぐりに、日帰り入浴できる宿も多く宿泊しなくても楽しめる。
湧き出し口では透明だが空気に触れ着色する含鉄強食塩泉を「金泉」、透明な温泉を「銀泉」と呼ばれ「金泉」は炭酸水、「銀泉」はラドン水で両者では成分が異なる。
●泉質:含鉄ナトリウム、塩化物強塩高温泉
ナトリウム塩化物高温泉
●泉温:98.2度、42.3度
●効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、腰痛、冷え性、くじき、火傷、
胃腸炎、切り傷、肩こり、皮膚病、慢性消化器病、婦人病ほか
●電車:
神戸電鉄「有馬温泉駅」下車
●自動車:
中国自動車道西宮北インターチェンジまたは、阪神高速北神戸線有馬口出入口、西宮山口南出入口からすぐ
●徒歩(山越え):
山越えルートは乗り物利用の他にも六甲山中に網目状にある『登山道』をたどる脚力頼みのルートもあり、いずれも根強い人気がある。登山道には、交通機関が発達する前に御影から有馬温泉に新鮮な魚介を運ぶ魚屋が利用したと言われる『魚屋道』(ととやみち)などがあり風情が楽しめる。
有馬温泉は阪神間の裏山に当る六甲山の北側にあるので、南側より訪問するには山を迂回するか山を越える必要がある。
神戸市にありながら山深く、関西の奥座敷として知られており、街並みも情緒深い。有馬温泉の旅館の宿泊料金は比較的高いとされているが、最近では一人一泊二食付1万円の宿も散見され幅広い客層がみうけられる。有馬に宿泊するならインターネットでの予約がお得だ。期間限定などで更に安く利用できることもある。温泉街はかなりの急斜面にあり、街中を通る道も細い。大きな旅館やホテルは温泉街の周辺や少し離れた山中に立地する。公的な外湯は「金の湯」(金泉)、「銀の湯」(銀泉)があり、観光客や下山客でにぎわっていて日帰り入浴を楽しむことができる。もちろん有馬温泉街には他にも日帰り入浴できる旅館がある。温泉寺の周辺に上記外湯2箇所と特産品店や民家が密集していて、のんびり散策する客が多い。
有馬温泉には多くの源泉があり、源泉めぐりするのも楽しい。金泉源は天神泉源・有明泉源・御所泉源・極楽泉源・妬泉源の5箇所。銀泉源は太閤泉・炭酸泉源の2箇所がある。
有馬温泉には公園や名所も多くあり、瑞宝寺(ずいほうじ)公園・鼓ヶ滝公園・愛宕(あたご)山公園・ゆけむり広場や袂石(たもといし)・亀乃尾瀧・地獄谷などがあり季節ごとに表情が楽しめる。
神社・仏閣も多く点在しているので歴史を巡るのも面白い。
家族向けには温泉テーマパークの太閤の湯、有馬わんだガーデン、ます池(釣り堀)、P・Jボウル有馬(ボーリング場)などがある。有馬温泉に訪れた際には、最初に「有馬の工房」に訪れ、有馬の温泉や観光名所、見どころの情報を得て有馬温泉を巡るのがおすすめだ。
1月<入初式>
有馬温泉入初式は、江戸時代から続いているもので、有馬温泉を発見した大己貴命(おおなむちのみこと)、小彦名命(すくなひこのみこと)と、有馬温泉を再興した恩人である行基菩薩・仁西上人に、報恩と温泉の繁栄を祈念して行う儀式。また、有馬の芸妓が扮する湯女が古式豊かな練行列や湯もみ等を行う、新春を寿ぐ行事。
2月<創作 料理・物産コンテスト>
有馬温泉の特徴を生かした、有馬ならではの創作・料理・土産・物産・工芸品のコンテスト。
4月<有馬さくらまつり・桜茶会>
絶景の有馬の桜の下にて、開催される桜まつり。
7,8月<夏祭り(夏休み期間中)>
毎年、夏の盛りに行われる有馬の夏祭り。盆踊りや、河川敷で行われるさまざまなイベント。
夏はホタルも現れます。
11月<紅葉・有馬大茶会>
真紅の紅葉の中、有馬大茶会は、昭和25年に茶道の精神と有馬温泉の風致にあわせそのうえ有馬温泉をこよなく愛した豊臣秀吉の遺徳を偲んで始められました。毎年11月2、3日に開催予定。
11月<湯運びレース>
毎年11月の中旬に開催。有馬の金泉を湯泉神社の境内までいかにこぼさずに早く運ぶレース。
他にもイベントが開催されてます。